【今宮純】モナコGPドライバー採点&短評
2015年5月28日
☆☆☆☆ ジェンソン・バトン
パワーというよりもドライバビリティが求められるモナコに備え、スペインGPアフター・テストで精力的に開発。その成果が実った。プールサイドで見ていてMP4-30の挙動はスムーズに映り、ふたりともコントロールに苦心する様子はなかった。スタート後のマセネでニコ・ヒュルケンベルグの前に出たバトン、ミラボーで接触したアロンソ、これが分かれ目。他よりも燃費特性上やや重い状態でスタートせざるをえなかったが順位キープ。けして楽なレースではなく体力、気力、知力を出しきった8位だ。
☆☆☆☆ セバスチャン・ベッテル
終盤リスタートで見せた対ハミルトン・バトルがハイライト、グリップ感がない状態ながら各コーナーで防戦。セクタースピードが伸びるのを活かす走法によって2位を守りきった。フリー走行中にライコネンとの違いを感じたことがひとつ、低速コーナーのクリッピングポイント手前で細かくステアリングを切り重ねてフロントを発熱させていた。
☆☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン
美しいポールポジション・ラップ、ひとことに尽きる。Q2までポケットに隠していたのかQ3ではセクター1も2も3も“0.2秒”縮めた。1分15秒864から1分15秒098へ、完璧な速さだった。悲運のピットストップ事件によって3位へ下落後、自暴自棄に陥らず耐えた。無理にベッテルにしかけても接触かスピン、ペナルティもありえる。「我慢の15点」、これが今シーズンの運命決定ポイントになるかもしれない──。
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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