【決勝無線】ライコネンの悪態とチームプレイ
2015年5月13日
ライコネンはチームに対する怒りを募らせてレースを台無しにするようなことはせず、むしろチームに貢献するためのチームプレイに徹していたのだ。
「旧型パッケージに戻したのは僕とチームの判断だ。新パッケージが良いかどうか、はっきりしなかったからね。新パッケージが問題なく、きちんと想定通りの性能を発揮していることを明確にしたかったんだ。もちろん(土曜に旧型を試したら)元に戻すチャンスはないわけだけど、そのリスクを冒すことには納得している」
最後はバルテリ・ボッタスを攻略できず5位に終わったが、ライコネンは淡々とした表情で週末の収穫を振り返った。
「土曜から2台で別々の仕様で走って、多くを学ぶことができたはずだ。学んで知識を増やすことができたなら、間違いなく今後の助けになるだろう。リスクを冒し、多少の結果を犠牲にしても構わないと思っていた。失ったといっても、1レースだけのことだからね」
マウリツィオ・アリバベーネ代表もライコネンの貢献に満足げな表情を見せた。
「2台で比較することで、数値上は新型のほうが優れていることは明確になった。しかし現実を見れば、まだ十分でないことは確かだ。これからデータを分析して、さらなる進歩に役立てたい」
アリバベーネによるフェラーリ新体制は、メルセデス追撃に向けてチームがひとつになって突き進んでいる。
(米家峰起)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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