【今宮純】スペインGPドライバー採点&短評
2015年5月12日
☆☆☆☆ カルロス・サインツJr.
GPS測定データがあれば、はっきりするだろう。予選時の最高速19位なのに5位グリッドは、すべてコーナリングスピードによる。単独走行時のダイナミックダウンフォースがSTR10は秀逸、それを体感しつつ、さらに踏み込むのがコース脇から見てとれた。FP1シケインでの拍手歓声、一番人気はアロンソ、二番が彼、三番は意外にもスージー・ウォルフ。一躍スターに輝いたカルロスも決勝ではタイヤ管理に専念、彼も第2スティントを28周、つかむものがあったはずだ。
☆☆☆☆ ニコ・ロズベルグ
ニコの心は表情だけでなく走りからも読み取れる。ポーカーフェイスなど、できない人なのだろう。初日から珍しく粗さが気になるステアリングワーク、操作すべてがアグレッシブで動物的。ハミルトン的なタッチに変わり、俗に言う「開き直り」を感じた。負けっぱなしできた第5戦、ついに予選PPを決めスタートも決めると、あとは独走モードでサラッと勝てた。
☆☆☆☆☆ バルテリ・ボッタス
終盤ライコネンを完封したラップタイムペースはバラバラ、緩急をつけ、敵を攪乱する戦法。抑えどころは2本のストレート入口2カ所、そこでフェラーリを引きつけておき、出口速度を高める。後ろに目があるようにブロックラインの先手を打ち、それも毎周左右を変えてキミ・ライコネンを惑わす。まったくお見事。バーレーンでベッテル、ここではフィンランドの先輩を閉じ込めたボッタス。いま最もフェアに「抜かせない腕」を持つレーサー。
☆なし
フェリペ・マッサ、キミ・ライコネン、ニコ・ヒュルケンベルグ、セルジオ・ペレス、パストール・マルドナド、ウィル・スティーブンス、ロベルト・メリ、マーカス・エリクソン、フェリペ・ナッセ
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)