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【決勝無線】攻めたベッテル、ミスにもポジティブ

2015年4月23日

 ベッテルのペースが伸び悩んだ原因は、リヤのグリップ不足にあった。

「今日はリヤタイヤのグリップに苦しんでいて、コーナーの立ち上がりで上手く前のクルマについていけなかった。逆にニコは立ち上がりが良かった。バルテリに対しても同じで、彼が上手く走っていたので抜くことはできなかった。DRSを使えるところまで来ても、何かを仕掛けるところまで接近することができなかったんだ」

 逆に僚友のライコネンはベッテルとは異なるタイヤ戦略を採り、最終スティントにソフトタイヤを履いたことでロズベルグを追い立て、2位を奪い取ることに成功した。マレーシアGPでは見事な戦略とレースペースで優勝したベッテルだったが、今回はライコネンのほうが完璧なレースを組み立てることに成功した。

 しかし、レース後のベッテルは晴れやかな表情をしていた。パワーサーキットのバーレーンでメルセデス1台を食うほどの走りを見せたのだ。そこまで攻め立てられたからこそ、メルセデスの2台もレース終盤にブレーキに問題を抱えるところまで追いつめられた。

「もちろんメルセデスは、はるかに先を行っているけど、彼らが三味線を弾いていたとは思わない。第2スティント以降は多少のペースコントロールをしていただろうけど、最初のピットストップでは僕が彼ら2台の間に割って入ったくらいだし、彼らにも余裕はなかったはずだ。キミが2位に入ったことで僕たちの速さは証明できたし、ポジティブな週末だった。次のレースでも前進して、彼らにプレッシャーを与え続けていきたい」

 いよいよ始まるヨーロッパラウンドを前にフェラーリの展望は明るい。勝負に敗れてもなお、ベッテルの表情がそれを物語っていた。

(米家峰起)





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