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【決勝無線】メルセデスの過信、ハミルトンの怒り

2015年4月1日

 メルセデスは首位セバスチャン・ベッテルを捕まえるため、ハミルトンに0.5秒のペースアップを要求したが、当然ながらベッテルも余力を残して走っており、ギャップは簡単に縮まらない。そんな絶望的な状況でハミルトンから飛び出したのが、冒頭の怒りの無線だった。

 メルセデスAMGモータースポーツ代表のトト・ウォルフは、戦略ミスでもなければチームが混乱したわけでもないと語る。

「我々にとっては3ストップ作戦がベストだったと確信している。今回はロングランペースにおいてフェラーリに匹敵することはできなかった。特にミディアムタイヤではね。彼らはミディアムタイヤで20周も走った。我々はルイスに第3スティントでミディアムを履かせてみたが、彼は14周目あたりからタイヤのグリップについて強く文句を言い始め、15〜16周目には大きくペースが落ちてしまった。だから次の最終スティントでミディアムタイヤを履かせることはできなかった。つまり、彼らは勝つべくして勝ったのであって、我々が勝てるレースを失ったというべきではないだろう」

 そして、完敗を認めた。

「一番の問題は、ロングランのペースにおいて突出したものがなかったということに尽きると思う。今日の我々は最速のクルマではなかったんだ。少し驚きではあったけど、我々にとってはウェイクアップ・コール(警鐘)になったし良いことだよ」

 ハミルトンの怒りもまた、最速マシンという過信におぼれていたメルセデス・チームの目を覚ます絶好のウェイクアップ・コールになったことだろう。

(米家峰起)





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