F速分析(2):大接戦。中団同門対決が熱い!
2015年3月30日
ところで、今回ウイリアムズに次いで速かったのは、実はノーポイントのロータス。パストール・マルドナドもロマン・グロージャンも、終始非常に良いペースで走っていました。しかし、マルドナドはマシントラブルのためにリタイア。グロージャンは第3スティントを8周という非常に短い走行で終えたために、ハードタイヤで最後スティントを20周以上走らねばならず、しかもペースを上げることができませんでした。さらにペレスとの接触でスピンしたことなどもあり、入賞圏外に下がってしまいました。実際の戦闘力からすれば、実に勿体ないレースだったように思います。
最後にマクラーレンですが、彼らのペースが著しく向上してきた印象です。ジェンソン・バトンは第2スティント(5〜21周)でも、続く第3スティント(22〜35周目)でも、レッドブルやロータス、そしてトロロッソらと遜色ないペースで走っていました。フェルナンド・アロンソのペースも、バトン同様優れたものでした。残念ながらパワーユニットにトラブルが発生し、ふたり揃ってリタイアに終わってしまいましたが、少しずつ入賞が見えてきたように思います。次の上海では、どこまでパフォーマンスを上げてくることができるでしょうか?
3番手以降のチームの争いは、早くも決まり出した印象があります。この順位を逆転することができるチームはあるのか? また、上位4台に挑戦できるマシンは? マクラーレン・ホンダの上昇度合いにも、注目です。さらに、チームメイト同士の争いも、非常に熱くなっています。さて、2週間後の中国GPは、どんなレースになるのでしょうか?
(F1速報)
関連ニュース
※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |