改めて問われるF1の本質。伝説のデザイナー語る
2014年12月31日
彼は、チームが大きくなり過ぎたことによる弊害を、エンジニアリングの現場が不満に感じていることも理解している。
「F1は、エンジニアが分類されるくらい大きなビジネスになってしまった」
「私は、フロントサスペンションの部門に8年間いた若者を知っているが、おそらく彼らはマシン全体のデザインの意図を理解できないだろう」
「それが今日のこの世界だ。時計の針を戻すことはできない。例えば、7人で作業をしていたブラバムの時に比べると満足感を得られにくいが、すべてを皆が理解していた」
「我々は本当のチームだったし、真のファミリーだった。それが少し失われてしまったんだ」
確かに、世界は動いており、わずか1ダース足らずのスタッフで現代のF1マシンをデザインして走らせることは現実的ではない。しかし、同時に我々は、テクノロジーがドライバーの勘と経験に頼るエリアまで侵食し始める臨界点にいる。だから、無線を制限することにもなった。
もちろんテクノロジーは魅力的だ。それにF1は常に最速で、最も技術的に先進なレーシングカーを走らせるものでなければならない。
だが、この技術的な功績が最も優れたドライバーを犠牲にしてまで、いかに素晴らしいかを示すようであっては決してならない。私は、ゴードン・マーレイとルイス・ハミルトンがこのことに同意すると確信している。
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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