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【レースの焦点】勝利を目指して果敢に戦い抜いたベッテルと見事な管理能力&強い精神力を示したリカルド
2018年10月31日
47周目のターン1、4番手ダニエル・リカルドの攻撃を受けるハミルトンはブレーキングでタイヤをロックさせてコースオフ。ピットに戻り、使う予定ではなかったユーズドのウルトラソフトに履き替え、その後は第1、第2スティントより抑えたペースで走った。もはや、マシンをゴールまで運ぶことだけが目標だった。
「ひどいレースだった」と、ハミルトンは笑った。でも、こんなに難しいレースでさえ4位入賞を果たした──。その姿こそが、5度目のタイトルを可能にした力を示していた。
身体的にも精神的にも、さらにレベルを向上すべく努力を積んできたのだと彼は説明した。自分のなかでバランスを保つこと、ともに仕事をする仲間たちのモティベーションを高く保つこと、人との接し方、ファンへの感謝、そして自らのレースに関わるすべての人たちへの感謝。
もしベッテルにも同じ“バランス”が備わっていたら──2018年シーズンはもっと接戦になっていたはず。でも、それはベッテルだけのせいじゃない。フェラーリとメルセデスでは、ドライバーが置かれた環境が違うのだから。
「みんな“ここで(タイトルが)決まるだろう”と思っていただろう。僕だって計算はできる。でもそう思うのと、実際に決まってしまったいまの落胆とはまったく違う。僕は自分自身とマシンに集中してきたから。1年間ずっと集中してきたから、もう自分にはどうしようもないと決まってしまった落胆を、いまは受け入れなくちゃならない。ルイスには“おめでとう”って伝えて、来年もプッシュし続けてほしいって頼んだ。僕にはベストな状態のルイスともう一度戦うことが必要だから」
フェルスタッペンには届かなかったものの、勝利を目指して果敢に戦い抜いたベッテルのレースも賞賛に値するものだった。
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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