ロン・デニス時代から刷新されたマクラーレンのザック・ブラウン新体制【今宮純のザ・ショウダウン】
2017年6月21日
ほぼ40年間もF1界にコミットしてきたオジェ氏に今のマクラーレンはどう映るか。1勝もできないシーズンは過去にもあった。94年のプジョー(単年で解約)、翌95年からメルセデスに変更したが96年まで3年連続未勝利。これが名門チームの傷跡、ワースト記録だったがいまや13〜14〜15〜16〜17年と5シーズンも長期凋落期が続いたまま。
カナダGP前後からホンダ批判の『ブラウン発言』が取りざたされてきた。その発言内容には彼の背後にいる株主側の意図(思惑)がちらつく。未勝利どころか無得点、完走率50%以下、最下位は到底受け入れられない屈辱の結果。
チームを率いるリーダーにはプレッシャーがのしかかり、情報操作としてネガティブ・コメントを英国メディアに流さざるを得ない……。
新生マクラーレン・ホンダ構想が発表されたのは4年前の13年5月16日。ロン・デニス氏と当時のホンダ社長による壮大なプロジェクトは新たに、ブラウン氏と異なる社長に受け継がれている。
Mamoru Atsuta
旧体制から新体制への移行は政治側面の案件だが、そこに技術面でパワーユニット問題がからみ、さらにエースたるフェルナンド・アロンソの次期契約問題もある。現時点で決まっているのは18年からザウバーにホンダPUが供給される、ということだけだ。
――旧体制が決め、それを新体制が引き継がねばならないマクラーレン・ホンダ。もうこれ以上『プランX』を先送りできない時期が来つつある。最高レベルの会議でキャスティング・ボートを握るのは、オジェ氏だろうか。
(Jun Imamiya)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |