ホンダ密着:復帰後初のQ3進出。今年の課題をまずはひとつクリア
2016年5月15日
一方、チームメートのフェルナンド・アロンソは、Q1を1回のアタックで通過していたため、Q2はニュータイヤを2セット使うことができた。その余裕が滑りやすい路面となった予選で効果を発揮し、限界を攻めすぎることなく、着実にタイムを刻んでいくことに成功。ライバルだと思われていたフォース・インディアやトロロッソ勢の1台が脱落する中、1分24秒192をマークして、10番手を確保。見事Q3進出を決めたのである。アロンソにとっても、2014年の最終戦アブダビGP以来、24戦ぶりのQ3進出となった。
Q3も10番手に終わったアロンソ。これで日曜日のレースは、ホンダは10番手と12番手からスタートすることになった。ホンダの長谷川祐介総責任者は「予選で使用したタイヤで10番手からスタートすることが、バルセロナのレースで有利かと言われれば、必ずしもそうとは言えない部分もあります」と前置きしながらも、「ひとつでも上の順位を取りに行くことは大切なことだし、着実に進化していることを結果として見せられることに関しては素直にうれしい」と、復帰後初のQ3進出を喜んだ。
「正直、予想していたよりも時間がかかったという感じです。開幕前のバルセロナのテストを終えた段階では、もう少し早くQ3に行けるかなと思っていましたから。もちろん、これがゴールではありません。でも、課題をひとつクリアすることができた。これからもステップ・バイ・ステップで上を目指したい」
日曜日のレースでも、ひとつでも上のポジションを目指してほしい。
(Text : Masahiro Owari)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |