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現地直送:ロングランに集中したメルセデス、真の速さは?

2016年3月5日

 ピレリのレーシングマネージャー、マリオ・イゾラによれば「年間で使用できるタイヤのセット数はドライとウエットで1チーム110セット。今年のテストはプレシーズンの8日間と、インシーズンがスペインGP後のバルセロナ・テスト2日間、イギリスGP後のシルバーストン・テスト2日間の、あわせて4日間。年間の合計テスト日数は12日間となる。どのコンパウンドを、どこで使ってもいいのだが、1周でタイヤがボロボロになって使い物にならなくなっても1セットは1セットだ」

 つまり、メルセデスはロングラン中心のメニューを消化することを優先して、あえてタイムが出にくいミディアムを選択してテストしていたようだ。

 8日間の総合トップは3月3日にキミ・ライコネンが記録した1分22秒765で、メルセデスのベストは3月1日にニコ・ロズベルグが出した1分23秒022で、その差は約0.25秒。しかし、履いていたタイヤはライコネンがウルトラソフトで、ロズベルグがソフト。ピレリが両コンパウンド間タイム差を0.8〜1.2秒に設定していることを考えると、メルセデスの速さは容易に想像できる。

 もちろんバルセロナはウルトラソフトにとっては厳しすぎて、セクター3でタイヤを使い切ってしまうため、ライコネンのタイムはフェラーリのパフォーマンスを正しく示したものではないものの、メルセデスのアドバンテージは数字以上に大きいかもしれない。

 スーパーソフトやウルトラソフトでタイムアタックできずにテストを終了したロズベルグは、周囲の不安を一笑に付した。

「ここでスーパーソフトやウルトラソフトを履いても意味がない。誰が一番速いかは、メルボルンまでのお楽しみにしようよ」

(尾張正博/Text : Masahiro Owari)





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