F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダ中村聡インタビュー「走り出すまで緊張した」

2016年2月26日

――トラブルが出た後、またすぐに走り出しました。
中村「トラブルが出た場合は、パフォーマンスを犠牲にしてでも、ほかのテスト項目を優先して、走らせることに決めていたので、想定通りトラブルが出たときは、使い方を変えて再びマシンを送り出しました。また昨年、いろいろとトラブルを経験した分、そのような状況になってもクルマを走らせるという観点では成長したのかなと思っている。運用が当然、慣れてきたので、何か不具合が起きても、メカニックたちはどこをどうしなければならないということをかなり理解していいます」

――初日にステアリングを握ったバトンの評価も高かったですね。
中村「テスト走行後のデブリーフィングでも、ジェンソンから「デブロイがかなり改善された」という言葉をもらいました。今年のパワーユニットを製作するために必死に頑張ってくれたHRDさくらの開発スタッフ、ミルトンキーンズのメンバーたちも、それを聞いて思わずニコーっと喜んでいたので、良かった。でも正直、まだいまパワーユニットはわれわれが目標としているレベルには達していない。もう少し信頼性を上げつつ、パフォーマンスも改善したい」

――デプロイが改善された理由はなんですか。
中村「デプロイが改善された大きな理由は、ターボが弱かったので、その部分を大幅に変えました。MGU-Hに関しては信頼性に関わる部分は見直しましたが、特にモーター自体はスペック的にほぼ目標に達しているものなので、あまりいじっていません」

――ライバルに関しては?
中村「このテストの最大の目的は、今年仕様のパワーユニットの機能確認と、今年やりたいと思っている制御系の確認をすること。まだほかのチームのパワーユニットをどうこう言える状況ではない。まずは自分たちの目標としているレベルに持っていくこと。必ずできると思っています。ただ、ほかのパワーユニットの状況もなんとなくウワサは聞いていて、われわれが改善する分、ライバルたちも伸びてくるので、当然厳しい戦いは続くことは覚悟しています。(昨年、最下位だった)マノーもメルセデスを積んでくるので怖い存在。したがって、底上げされた全体的に接近した戦いになると思いますが、なんとかその上には行きたい。とはいえ、いま僕たちがどの位置にいるのかはいまは気にしていないし、正直わかりません」





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号