ホンダ密着:Q3への手ごたえを奪った不運なパンク
2015年11月29日
「まさか、あんなデブリが落ちているとは……。クルマにも当たった衝撃の跡がつくくらい。ちょっとズレていれば何事もなかったんですが……」
2本目のロングストレートを全開で抜けていった直後、ふたつめのシケインでアロンソの左リヤタイヤの空気が抜け、コーナリング中にリヤが流れたアロンソは、無線で『ああ、パンクチャー!』と叫んだ。
「フェルナンドは調子がいいときは何も入ってこないし、アタック中だったので普通は無線なんか使わないから、無線のスイッチが入る音がジーと流れてきたときは何かあったんだなと悪い予感がした」
そう語る新井総責任者をはじめ、ガレージで無線を聞いたスタッフは、みんなガックリと肩を落としていたという。
「だってセクター2までは自己ベストを出していたので、あのまま何事も起きなければQ1は楽に突破できていたでしょう。そして、ここまでの勢いで行けば、今年初めてQ3に届くかなあという感じもあった。それだけに我々にとっては、かなり残念な結果です。でもレースにタラレバはないし、これもレース。結果は結果です」
そう言って今シーズン最後の予選を振り返った新井総責任者。決勝ではアクシデントに巻き込まれず、現在の力を出し切ることを願いたい。
(尾張正博)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |