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【今宮純】ベルギーGPドライバー採点&短評

2015年8月26日

☆☆ キミ・ライコネン
 ミハエル・シューマッハーを超える歴代1位の大記録、27戦連続入賞を持つライコネン。スパ4勝、2008年にラスト2周でつぶれていなければ前人未到の“5連覇”達成だった。今年も「キング・オブ・スパ」と描いた旗を振るファンを毎日のように目撃。FP1から快調なリズムでセバスチャン・ベッテルに先行。ところが予選Q2で、またトラブルだ。あれがなければベッテル以上のグリッドを占め、まったく違うレース展開も可能だった……。「スパ王」の秘密はセクター2のライン、ブランシモンからスタブローにあると思える。

☆☆ フェルナンド・アロンソ
 パワーユニットについて口を閉ざす彼。そのぶんコース上の走りで、いまのホンダの「真実力」を語りかける。涙が出そうになったオールージュ。鈍い排気音ときわどい動きはマノー程度、それでも「前進あるのみ」とポジティブに……。

☆☆☆ ダニール・クビアト
 バルテリ・ボッタス、ライコネン、フェリペ・マッサ、セルジオ・ペレスを次々にオーバーテイク、12番手から4位へ。ケメルストレート・エンドのセクター1で最高速345km/hを記録。RB11のダイナミック・ダウンフォース効率とルノー・パワーユニットの回生力を駆使したクビアト。ブレーキングでタイヤロックしながらも制動力をコントロールしていたプレーが目立った。

☆☆☆ セルジオ・ペレス
 暴れん坊イメージが今年やや消えて、自滅ミスはゼロ。チーム方針に従いダウンフォース設定をニコ・ヒュルケンベルグと分けてセットアップし、自己ベストグリッドの4番手を獲得。スタート後のレ・コームでハミルトンを抜きにいく攻撃は見事。中盤ペースが落ちたのはレスダウンフォースゆえにタイヤ性能劣化が想定以上に悪化したから。それでもウイリアムズのマッサを抑え込み、5位10点。孤軍奮闘して今季チームベストの成績を持ち帰った。





レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
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4位カルロス・サインツ146
5位オスカー・ピアストリ124
6位セルジオ・ペレス118
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン110
9位フェルナンド・アロンソ45
10位ランス・ストロール23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング373
2位スクーデリア・フェラーリ302
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム295
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム221
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム31
7位マネーグラム・ハースF1チーム27
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング4
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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