ホンダ密着:パフォーマンスを上げて、もっと得点を
2015年7月6日
レース中盤から降り出した雨にも助けられた。アロンソの前で10番手を走行していたエリクソンが降ったりやんだりを繰り返した空模様に翻弄されて5周の間に2度ピットイン。約30秒ほど後方にいたアロンソが逆転に成功し、10位でチェッカーフラッグを受けた。
チームとしては第6戦モナコGP以来の入賞。アロンソにとってはマクラーレン復帰後、初入賞となった。
「ライバル勢の脱落や他チームの戦略ミスにも助けられたところはありますが、レースは完走することが大切だということを認識した一戦でした。リタイアしてしまったら、ポイントは取れない。たとえ後方からのスタートでもきちんと走っていれば、ポジションを上げていくチャンスはある。今日はチームがしっかりとレースマネージメントをしてくれました。セッティングができていなかったのでレースでも厳しい戦いになったが、ポイントを獲得できたことを素直に喜びたい」
そう言って、少しだけ安堵の表情を浮かべた新井総責任者だが、直後に厳しい眼差しで次のように語った。
「今後は、もっとパフォーマンスを上げて自力でポイントを取りたい。そのためにはトークンを使ってアップデートし、パフォーマンスを上げていかなければならない」
アロンソが粘り強く走って手にした、この1点が巻き返しのきっかけとなるのか。3週間後のハンガリーGPでのパフォーマンスを注視したい。
(尾張正博)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |