F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F速分析:メルセデス優勢も“紅牛”系4台躍進の予感

2015年7月4日

 一方、ルイス・ハミルトンの方は初日かなり苦戦したようです。フリー走行1回目では2番手だったものの、2回目は4番手。一発タイムでもロズベルグに及びませんでしたが、ロングランも同様かそれ以上の遅れを取ってしまっています。「ペースはまずまず」と語ったハミルトンですが、彼のペースはロズベルグから0.5秒かそれ以上遅いモノ。マシンバランスにも不満を持っているようで、本人も土曜日に改善できなければ「困ったことになる」と認めています。さて、ハミルトンはここからどのように巻き返してくるのか? 土曜と日曜の、最大の見せ場になる、ということができそうです。いつものスピードさえ取り戻すことさえできれば、上位争いは間違いないはずです。

 ただ、メルセデスAMG優勢の度合いは、これまでよりも小さいということも、初日の走行結果を見る限りでは言うことが出来そうです。対抗馬の筆頭は、まずはフェラーリです。フリー走行2回目、フェラーリは2位と3位のタイムを記録。同チームは、ふたりのドライバーに、装着するタイヤを分けてロングランをさせました。前述のとおり、それほど長いロングランではありませんでしたが……。

 ミディアムを履いたのはセバスチャン・ベッテル。そのベッテルのロングランは、ロズベルグには及ばないものの、それに次ぐペース。デグラデーションもメルセデスAMG同様に小さく、しかもアタックラップでの差もロズベルグと僅差でした。この点からも、今回フェラーリは、メルセデスAMGの対抗馬になりそうです。なおキミ・ライコネンはハードタイヤを履いてのロングラン。このロングランについてライコネンは「ハードタイヤには苦労している」と語っています。この対抗策を、チームは見極めることができたでしょうか? 対策さえしっかりとできていれば、メルセデスAMGに近い位置を走ることができるでしょう。

 今回はメルセデスAMGとフェラーリの他にも、表彰台を争えそうなチームがあります。しかもふたつも。それは、レッドブルとトロロッソです。





レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
第16戦イタリアGP 9/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号