【決勝無線】ロズベルグ、逆転勝利を脅かしたもの
2015年6月24日
ここまでロズベルグが慎重になったのは、第1スティント終盤にも右フロントタイヤに悩まされていたからだ。セクター2の高速コーナーで踏ん張る右フロントのグレイニングが、スーパーソフトタイヤのライフを決める要素のひとつになっていた。
「右フロントにグレイニングが出てきた」
ロズベルグは27周目に無線でそう訴え、4秒近くあった2位ルイス・ハミルトンとの差は、数周のうちに2秒まで縮まっていった。
しかし、ピット出口でスナップオーバーステアが出て、白線を踏んでしまったハミルトンに5秒加算ペナルティが科せられ、ロズベルグの勝利は安泰と言ってよかった。
「参考までに伝えておくが、ルイスに5秒ペナルティが加算されることになった」
第2スティント前半は、ロズベルグのウイングにタイヤかすのようなデブリが挟まり、ダウンフォースを失いながらの走行を強いられた。それでもペースやタイヤのデグラデーションに大きな影響はなかった。
「デブリは取れたようだ。これで空力バランスはノーマルに戻るはずだ」
ロスからロズベルグに、そう伝えられたのは45周目。結局その前も後も、ロズベルグはハミルトンを寄せつけなかった。
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |