【決勝無線】表彰台を奪え! 勝負に出たレッドブル
2015年5月27日
これでリカルドの前は、チームメイトのクビアト。グリッドはリカルドが前だったが、スタート直後の1コーナーでタイヤをロックさせながらもインに飛び込んで4番手を奪い取っていた。
クビアトは中国GPでリカルドにポジションを譲るよう指示するチームオーダーに対して「トウ(スリップストリーム)を使って抜いてくれよ」と反論し、即座に譲らなかったことがあった。それだけに今回も緊張が走ったが、すでにチームはその後の展開まで両ドライバーに対して言い含めていた。
「ダニエルはスーパーソフトを履いていたからキミを抜くことができた。だから我々は2台の順位を入れ換え、前で争っている2台(セバスチャン・ベッテルとハミルトン)にアタックできるかどうかを試したんだ」(クリスチャン・ホーナー代表)
「前を狙うために(クビアトの前に)行けるぞ」
リカルドの担当エンジニアのサイモン・レニーがそう伝え、リカルドはトンネル出口からヌーベルシケインで労せず4番手に上がった。今季まだ一度も手が届いていない表彰台を獲りにいくために、チーム一丸となった戦略だった。
「早めに前の連中にくっついていけ」
最終ラップまでにハミルトンかベッテルを攻略できなければ、クビアトに順位を返す。それがチームプレイの条件だった。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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