F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【今宮純】スペインGPドライバー採点&短評

2015年5月12日

☆☆ セバスチャン・ベッテル
 3度目の3位を喜ぶべきかどうか。“スペイン・ファッション”に衣替えしたSF15-Tだが路面温度が約50度まで上昇するなか、猛暑マレーシアGPのようなレースペースは見られなかった。そつなく決めたダッシュによって序盤2番手をキープできたものの、しだいにトラクション不足が露呈。セクター3タイム9位は、6位ジェンソン・バトン以下。これをなんとかカバーしたベッテル。このセクター3はモナコやカナダの指標となる。フォルツァ・フェラーリ!

☆☆☆ ジェンソン・バトン
 FP2に関しては今年いちばん良い内容だとテレビ中継で申し上げた。が、FP3をセクター1で注視していて訂正したくなった。ホンダ特有の濁ったパワーユニット音が不協和音をまき散らし、トラクションはなく唐突にトルク反動が起きる。回生力とターボラグのマップ制御がシンクロしていない。ほとんど画面に映らなかったバトンのレース、「人生で最も怖かった30周」と温厚な彼が語る言葉は重い。誤解を恐れずに言わせてもらうと、2月22日フェルナンド・アロンソ事故の件がよぎった……。

☆☆☆ フェルナンド・アロンソ
 80km/hで制動不能、26周目のピットで起きた異常事態。アロンソでなければマシンは激しく斜行してピットガレージに突っ込んでいただろう。よく、まっすぐ止めきれた。人前では強気(ポジティブ)なコメントをサービスするサムライも、パドック裏を歩いている時など沈思黙考する姿が多くなってきた。この週末ずっと濃いサングラスでいた気持ち、よくわかる。

☆☆☆ ダニール・クビアト
 チーム首脳陣からのプレッシャーが強まっている。正直なひとことがマシン批判と報じられてしまうので、グループインタビューでも慎重な態度に変わってきた。だが、コース上では不変。乱れがちなドライバビリティに俊敏に対応し、今年初めて予選でチームメイトに先行した。





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号