【決勝無線】メルセデスの過信、ハミルトンの怒り
2015年4月1日
「僕のペースはどう?」
「ペースは良いよ。気持ち良く走れているならこのままいってくれ」
しかし、フェラーリがミディアムタイヤで好ペースを維持し、2ストップ作戦を敢行しようとしているのを見て、メルセデスの作戦は揺らいだ。24周目の2回目のピットストップでハミルトンにミディアムタイヤを履かせたのだ。
だが平気で20周走ったフェラーリ勢に対し、メルセデスのミディアムタイヤは14〜15周で悲鳴を上げ始めた。
38周目、最後のピットストップでハードタイヤを履かされたハミルトンは
「このタイヤは間違いだ!」
と、すぐに不満をぶちまけた。しかしチームとしては苦しい選択の結果だった。
「ミディアムは中古しかないんだ。こっち(新品ハード)のほうがベターなタイヤだ。トラフィックに気をつけてくれ。ニコ(ロズベルグ)の(ハードでの)ペースは悪くないよ」
40周目には技術部門エグゼクティブディレクターのパディ・ロウがピットウォールで戦略を話し合う声が、謝ってハミルトンへの無線に乗ってしまい、混乱する場面もあった。
「どうして欲しいの? パディは『もう1回ピットインしろ』って言った?」
「それはミスコミュニケーションだ」
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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