ホンダ密着:2週間の進化、MGU-Kの出力もアップ
2015年3月28日
「オーストラリアGPから2週間足らずということで、理想状態にはまだ達していないが、この2週間でリカバリーしたものは、すべて入れた。開幕戦よりはMGU-Kもエンジン側の出力も出している」
トラブルフリーだった2回のフリー走行ではバトンが43周、復帰したばかりのアロンソの周回数も45周を数え、合計88周を走破。2台で走っているとはいえ、ホンダが1日で走行した周回数としては最も多い数字だった。
「空力のデータを取ったり、メカニカルグリップをいかに出すかという調整など、さまざまなメニューをこなしつつ、パワーユニット側でも1周あたりのエネルギー回収を最大2メガジュールにしたり、燃料のマックスリミット(1時間あたり100kgという燃料流入量の中で、1レースで100kgを使い切ること)を合わせたり、冷却系の確認をしたり、いろいろと試すことができました」
さくらで施してきた対策が功を奏し、新井総責任者も、ひと安心というところだろう。しかし、これで満足するわけにはいかない。
「われわれが開発してきたパワーユニットのポテンシャルは、こんなものではない。想定しているフルパワーで走ることができるよう、さらに改善していかなければならない。いまは早く、その段階へ突入できるよう努力したい」
暑いマレーシアで、ホンダの総責任者は冷静に今後を見通していた。
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)