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【決勝無線】あと2周、我慢できれば見えた表彰台

2015年3月18日

 ベッテルに先行を許してしまったマッサは、いったんは5秒近くまで開いたギャップを40周目を過ぎたあたりから再び縮め始めた。

「ペースは良い。前のベッテルは燃料をセーブしている。彼よりも速いぞ」

「良い仕事をしているよ。まだベッテルと戦っている。残り9周だ」

 しかし、ベッテルは最後までペースをコントロールし、3位表彰台を掴み取った。フェラーリとウイリアムズのペースはほぼ互角だったが、マッサとウイリアムズ陣営はピットストップのタイミングで表彰台を逃したことになる。

「とても良いドライビングだったよ。ピットストップでベッテルにポジションを奪われてすまなかった。でもクルマは良さそうだし良いリザルトだ」

 チェッカーを受けたマッサにロブソンが謝った。

「そうだね、昨年より良いスタートが切れた。次のレースに向けてプッシュし続けよう」

 前向きに答えたマッサの声も、心なしか沈んで聞こえた。

 第1スティントのウイリアムズは、マッサにタイヤの状況を確認しながら“プランA”を貫き通した。1ストップ作戦はほぼ間違いないコンディションだったが、マッサが18周目に「左フロントは少しデグラデーションが進んできたけど、まだOKだ」と答えたこともあって、ターゲットラップまで完全に予定通りの21周目にピットへと呼び入れてしまった。後方には古いタイヤで走り続けるリカルドがいることはわかっていたはずなのに、だ。

「もしかすると1〜2周後にピットインしていれば何も問題なかったかもしれない。正しいタイミングでピットストップすることができなかったことでダニエルを抜くのに1.5秒ロスして、セバスチャンの前に留まるチャンスを失ってしまったんだ」

 レース後そう語ったマッサの肩はガックリと落ちていた。





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