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F速分析:メルセデスとフェラーリは余裕残し?

2015年3月16日

 なおベッテルのミディアムタイヤ装着時のペースは、メルセデスAMG勢より約1秒遅いものでした。しかしこれは、悲観するものではないと思います。おそらく、ウイリアムズに合わせてペースをコントロールしていたのでしょう。ベッテルがウイリアムズの前に出た時点で、メルセデスAMGのふたりはすでに遥か前方。これを追うのはリスクが高すぎる。今回は3位をしっかりと確保しよう……チームがそう考えても、決しておかしくないと思います。現に、レース終盤にマッサがペースを上げるのと、それに合わせてベッテルもペースアップ。しっかりと差をキープしたまま、チェッカーフラッグを受けています。

 マッサはレース後、「ピットアウト直後にダニエル・リカルド(レッドブル)につかまり、タイムをロスした」と語っていますが、これが無くても、フェラーリの前でフィニッシュするのは難しかっただろうと思われます。メルセデスAMGが現状もっとも速いとして、その後ろは2番手がフェラーリ、3番手がウイリアムズと、明確な順位が付いているように見えました。

 ところで、ベッテルのチームメイトであるキミ・ライコネンは、2ストップ作戦を選択しました。これはおそらく、レース中に戦略を変更したのだと思われます。スタート直後にトロロッソのカルロス・サインツJr.と接触し、大きく順位を落としてしまったライコネン。そのため、フェリペ・ナスル(ザウバー)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、サインツJr.の後方に、しばらく閉じ込められることになります。サインツJr.はなんとかコース上で交わすことができたものの、ナスルとリカルドはなかなか抜けない……“ならば先にピットインしてアンダーカットを狙おう”ということなのでしょう。しかし、タイヤ交換に手間取ったことで、この作戦もあまり効果的にはなりませんでした。ただ、タイヤを交換した後のライコネンのペースは、メルセデスAMGに匹敵する内容で、これも今季のフェラーリの速さを裏付けるデータのひとつになりそうです。





レース

6/28(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
6/29(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
6/30(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン219
2位ランド・ノリス150
3位シャルル・ルクレール148
4位カルロス・サインツ116
5位セルジオ・ペレス111
6位オスカー・ピアストリ87
7位ジョージ・ラッセル81
8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング330
2位スクーデリア・フェラーリ270
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位BWTアルピーヌF1チーム8
8位マネーグラム・ハースF1チーム7
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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