密着マクラーレン・ホンダ:タイムより重要なこと
2015年3月13日
ところがブレーキングは、サーキットの路面のミュー(摩擦係数)によって異なり、ドライバーによっても好みが違う。したがってBBWの制御はエンジンメーカーが勝手に決めるわけにはいかず、エンジニアとドライバーを含めて、調整は時間を要する作業となる。
しかしオフシーズンテストで、それ以外の問題に直面していたマクラーレン・ホンダは、この作業が後回しになっていた。しかもオーストラリアGPの舞台アルバートパーク・サーキットは、最終テストが行われたスペイン・バルセロナとは、まったく特性が異なる。ふたりのドライバーが「アンダーステアに苦しんだ」と言っているのも、おそらくBBWの制御がサーキットとドライバーの好みに適合していなかったからだろう。
この日、バトンが記録した1分31秒387は、トップのニコ・ロズベルグから3.69秒差の13位だった。しかし、それについて言う前に、やるべきことは、まだたくさんある。今シーズン参戦しているドライバー中、最多参戦数を誇るバトン。その大ベテランがセッション後に報道陣に語った言葉は、実は復帰してきたホンダに言いたかったことではなかったのだろうか。
(尾張正博)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※イギリスGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※イギリスGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)