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【解説】STR9を叩き台に進化、トロロッソSTR10

2015年2月12日

 つまり、ノーズの変更もキーにとっては想定済みだったのかもしれない。それを裏付けるのは、変更されたのがノーズだけではないことだ。キーはさまざまな変更をSTR10に施している。まずサスペンションのジオメトリーを変更。ロワアームの車体側の取り付け位置を若干上げただけでなく、ステアリングロッドをアッパーアームと同様の高さに調整している。

 フロントサスペンションの車体側の付け根、モノコックの下に垂れ下がっているターニングベインの形状も一変。昨年はレッドブルに似たタイプを使用していたが、今年はメルセデスAMGに酷似した形状に変化した。興味深いのは、車載カメラ設置用のノーズ両脇に設けられたスペースの形状も、昨年までのレッドブルタイプではなく、メルセデスAMGのようにやや上方に飛び出すように湾曲したユニークなデザインにしていることだ。

 さらに、その後方にあるサイドポンツーンは開口部がコンバクトになっただけでなく、下側が大きくえぐられている。昨年のSTR9はローバックダウンといって、後方へ向かって急激に下がるシルエットをしていたが、今年のSTR10は後方への傾斜よりも、サイドポンツーンの下側を後方までえぐって、そこに前方からの空気を通すサイドポッドダウンフォースを利用。この点でも、STR10のエアロダイナミクスが異なる思想で設計されていることがわかる。





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