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【解説】絵に描いたような正常進化、メルセデスW06

2015年2月4日

 ただし、ヘレステスト初日にトップタイムをフェラーリに譲ったのは、速さでフェラーリに劣っていたからではない。メルセデスAMGは進化系マシンであるW06の速さを十分理解しているので、一発のタイムを出す必要がなかっただけである。彼らにとって最初のテストにおける最大の目的は、変更されたタイヤのデータ収集。初日に157周を走破したのも、そのためだった。

 しかしながら、W06にもノーズ以外で昨年のマシンと異なる部分はある。それは、同じ見えない部分にある。W06とW05のエンジンカウル、およびサイドポンツーンを比較すると、その形状が微妙に違っているのがわかる。昨年もW05は両サイドが大きくえぐれたアグレッシブなサイドポンツーン形状をしていたが、今年はさらに上面の高さを抑えただけでなく、後方へ向けての傾斜が大きい「ローバックダウン」タイプとなっている。
 つまり、変更されたのは、その下に隠されているもの。パワーユニット関連だと推測される。パワーユニットそのものの大きさはすでにレギュレーションによって変更を加えることは事実上不可能であることを考えると、全体的にシェイプアップして見えるのは、パワーユニット本体以外の、例えばラジエターなどの補器類の大きさ、あるいはそれらのレイアウトになんらかの変更が加えられたと考えていいだろう。

 そんな中、ヘレステスト2日目には水漏れが発生するトラブルに見舞われた。果たして、それが補器類の変更に伴うものなのかどうか。今後のテストではメルセデスAMGの信頼性にも注目したい。





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