【新車解説】2つに分かれたノーズ規定の解釈
2015年1月27日
一方、ロータスE23は、ウイリアムズやフォース・インディアとアプローチが異なっている。E23はノーズ先端の突起がなく、やや細く平たい先端からテーパー型で広がるノーズを採用。これは、FIAが2015年規定で目指した理想像をほぼ体現しており、昨年2本ノーズで最も規定に挑戦してきたロータスが、開発姿勢や考え方で大きな方向転換を図ったといえる。
もちろん、ロータスも今季の安全基準を満たしているだろうが、クラッシャブルストラクチャー(衝突構造体)の突起や段差を、カバーを着けけることで見た目を変えている。このロータスの手法は、当然、ウイリアムズやフォース・インディアの突起型に比べ、ノーズ下に流れるエアフローが減ることが想像される。それでもE23は、ノーズ下面の形状を工夫して少しでもダウンフォースを得られるようにしているほか、そのノーズ下面以上に、ノーズ上面に流れるエアフローによってダウンフォースを獲得するデザインを狙ったと考えられる。なにより、E23はこのカバー構造を着けることで、性能はさておき、美的には優れたものになっている。
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※スペインGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※スペインGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |