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年忘れ覆面座談会4:跳ね馬のライコネン対策

2014年12月29日

──その後、浜島裕英さんのフェラーリ離脱も発表されました。

B氏:その発表を聞いて、思い出したことがある。2014シーズン中盤にFIAからお達しがあって、各チームのスタッフに割り当てられるグリッドパスの枚数が減らされたんだ。それ以降、スタート前のグリッドでミスター・ハマシマの姿を見ることが少なくなった気がする。いずれにせよ、フェラーリはチームの状況として、タイヤでどうこうしようというところまで到達していなかったから、十分に力を発揮できなかったんじゃないかな。

C氏:フェラーリはパワーユニットの制御系がちゃんと使えていないからタイヤの摩耗がひどくて、タイヤに厳しかった。シャシー面でも、とにかくダウンフォースがない。

A氏:タイヤのテストをやる段階まで行けていないと聞いたよ。お金はあるから空力パーツをいっぱい作ってテストできるんだけど、結果につながらないまま延々それをやり続けている。本来はリーダーが、結果を出すために、何をどうやっていくのか道筋を示さないといけないのに、リーダーがいないから。

C氏:たとえばフォース・インディアなんか、空力開発は捨てているわけだから。彼らは現場合わせをちゃんとして、タイヤをもたせることで勝負しようと明確に決めている。

A氏:さすがに、空力を捨ててはいないだろうけど……。

C氏:2014年は空力より、制御系をどう使うかがタイムに大きく関わっていたからね。

──前回の座談会で、いつもTシャツを着ていると話題になったマルコ・マティアッチさんは1年足らずで、いなくなってしまいました。

C氏:最初から、つなぎの代表でしょ。だいたいマティアッチは誰に雇われたんだっけ?

A氏:いちおう、モンテゼモロじゃない?

B氏:どちらかと言うとマティアッチは、親会社フィアットを率いるセルジオ・マルキオンネに送り込まれた傀儡だったんじゃないかな。前々代表のステファノ・ドメニカリが解任された直後に、元フェラーリのスタッフと話す機会があったんだけど、彼は「これはマルキオンネの人事だ」と断言していたよ。そこから、すでにフェラーリの組織改革は始まっていたんだ。





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