F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

エフワン見聞録:「アウディF1参戦」の噂を考える

2014年11月13日

 モータースポーツ活動も盛んだ。VWはWRC(世界ラリー選手権)でここ数年勝利を重ね、アウディはル・マンを中心としたWEC(世界耐久選手権)を長年席巻し続けてきた。ポルシェはというと、今年からアウディの牙城であるWECに挑戦している。そして、まさにポルシェが参入してきたのと時を同じくして、アウディの動向が取り沙汰された。曰く、「同じVWグループから2メーカーが同じカテゴリーのレースに出て来るのか?」。「スポーツカーレースの王者ポルシェがWECに来たからには、アウディはF1挑戦しか残されていまい」と。しかし、その問いに答えてアウディのウルフガング・ウルリッヒ博士(アウディWEC責任者)はこう言った。

「ポルシェが勝ってアウディが売れますか?」

 この言葉は、スポーツカーレースが市販車の販売(マーケティング)に大きな影響を与えるレースであるということを物語っている。ウルリッヒ博士は、長年の経験からF1よりWECが市販車の販売に直接影響を与えることを知っており、アウディはWECの成功によって大きくシェアを伸ばしてきたと言いたいのだ。

 この言葉はVWグループの根幹にある思想を表現しているように思える。個々のブランドには独自の活動の場を与えて、お互いに干渉しない。つまり、VWがアウディの高級感に迫り、アウディがポルシェのスポーティさに迫り、ポルシェがVWやアウディの持つ利便性に迫った今でも、それは決してお互いに干渉するという意味ではなく、独自の方向性を明確に打ち出した結果に他ならない。自由を各社に与えた、ピエヒの戦略は見事と言うしかない。このVWグループのモータースポーツの動向を知ると世の中のクルマの方向性が見えてさえきそうだ。





レース

6/21(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/22(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
6/23(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号