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F速目線:トロロッソに注目。中団争いは大混戦!

2014年11月1日

 ロングランに秀でているのは、やはり今回もウイリアムズのようです。ウイリアムズは、フェリペ・マッサにソフトタイヤを履かせてロングランを敢行しましたが、この時のペースはメルセデスAMGに肉薄するものでした。ただ、ウイリアムズとメルセデスAMGのロングランでもっとも大きく異なるのは、ソフトタイヤのデグラデーション値です。ウイリアムズはソフトタイヤで1周あたり平均0.28秒のデグラデーションを発生させていましたが、メルセデスAMGはほぼゼロ。ウイリアムズはタイヤ交換直後はメルセデスAMGについていくことができそうですが、間もなく徐々に引き離される……というレース展開になりそうです。なお、ウイリアムズのソフトタイヤでの平均ペースは1分44秒75程度でした。

 フリー走行1回目で3番手4番手につけたマクラーレン勢も、今回注目しておきたいところです。シンガポールGPあたりからメキメキとパフォーマンスを上げてきた感のある同チームは、今回も高いレベルのパフォーマンスを発揮しそうです。マクラーレンはシーズン終盤になってもマシンの開発を継続しており、その効果が現れ、タイヤを上手く使うことができるようになり、ひいてはペースの向上にも繋がっているとのことです。メルセデスAMGとウイリアムズからは少し離されるかもしれませんが、それでもその次の位置を、レッドブルおよびフェラーリと争うことになりそうです。ただ、ソフトタイヤを履いた時のペースが少々劣るように思われます。

 そのレッドブルは、パワーユニット交換が決まっているセバスチャン・ベッテルがピットレーンからレースをスタートしなければならなくなっています。そのためベッテルは、フリー走行2回目ではタイムアタックはせず、ソフトタイヤでのロングランに専念しました。このロングランを見る限り、彼らのデグラデーション値は0.13秒/周といったところ。平均ペースはフェラーリより若干遅いといった印象です。ただ、この時のペースはミディアムタイヤでロングランを行ったダニエル・リカルドと比較すると燃料を多く搭載していたはずで、フェラーリやマクラーレンに先行できる可能性があります。とはいえ、ベッテルは最後方からのレース。かなり厳しいレースになることは間違いありません。





レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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