可夢偉の土曜:ミスで失った最高のタイミング
2014年7月6日
可夢偉の判断は間違っていなかった。ドライタイヤ(ミディアム)を装着してコースインした時には雨は完全に上がり、走行ラインは乾き始めていた。ところが、コースインしてすぐに可夢偉のマシンはパワーを失ってしまう。ERS(回生エネルギーシステム)のトラブルだった。チームはECUを一旦リセットするために、可夢偉にピットインの指示を送る。ピットに戻り、5分後再びコースインした可夢偉だが、その時雨が再び降り始めてきた。さらに修復作業も完全ではなく、アタックすることができずにピットイン。可夢偉はまともにアタックできないまま、予選を終えた。
終わってみればQ1は、フェラーリ勢とウイリアムズ勢の速いマシン合計4台が脱落する大波乱の展開となり、マルシャが2台そろってQ2に進出した。
「ドライタイヤに交換した時が、一番良いタイミングだった。あのままアタックしていたら、Q2には問題なく行けたと思う。一番良いタイミングで出て行って、おいしいところをつかみに行ったら、まさかのトラブル……。トラブルというか、どっちかというとミスに近い。信じられへん」
そして、最後にポツリ、こう言った。
「馬鹿だなあ、ホンマに……」
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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