【可夢偉の土曜】「お願いします。もっと走らせて!」
2014年3月30日
これを見ればわかるように、可夢偉はチルトンとエリクソンに対して、圧倒的に周回数で劣っているだけでなく、セットアップの参考となるフリー走行2回目のデータがまったく取れていない中での、事実上ぶっつけ本番の予選アタックだったことがわかる。
ところが予選では「週末中ずっとペースがあったから、この結果はガッカリ。1回のアタックですべてをうまくまとめることができなかった」とチルトンが言えば、エリクソンは「フリー走行3回目を終えて、ハンドリング面でもパワーユニットのドライバビリティの面でも、昨夜からかなり進歩したのは明らかで、すぐにクルマの感触が良くなっていただけに、最後のアタックでミスしてクラッシュしてしまい、チームに申し訳ないことをした」と反省。
一方、20位に終わった可夢偉も、もちろんこの結果に満足しているわけではない。しかし、それは結果ではなく、走ることができなかったことに対するフラストレーションである。
「まずは、走らないことにはどうすることもできない。セッティングとか、言える状況じゃないですから。お願いします、もっと走らせてください」と予選後、日曜日のレースに向けた現在の心境を語ってくれた可夢偉。それは可夢偉だけでなく、ファンも同様である。今は成績よりも、1周でも多く周回してくれることを望みたい。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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