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マクラーレン・ホンダ密着:最新PUスペックのバンドーンがアロンソより遅かった3つの理由

2017年10月22日

 ただし、これはアロンソのマシンにハイドロ系のトラブルが出たために、アロンソに代わってテストしなければならなかったからだ。

 そのため、フリー走行2回目は従来スペックのフロントウイングで走行。そのため、バンドーンのセットアップ作業開始はフリー走行2回目からとなった。

「フリー走行1回目は新フロントウイングの空力プログラムをこなすのに忙しく、2回目のフリー走行で、前のスペックに戻したら、マシンのバランスが悪くなった。結局、その状態を解消できないまま、予選を迎えてしまった」とバンドーンは語る。

 そして、最後が自信だ。
 今年のアメリカGPは過去5年間のラップタイムを大きく上回る高速アタック合戦となった。じつはこの日Q2で敗退したバンドーンの1分35秒641というタイムは、2012年にベッテルが記録した1分35秒657というコースレコードを上回っていた。

 つまり、エンジンの全開率が上がっていた。そのような状態では、いかに自分のマシンに施したセッティングが信頼できるかが勝負となる。セッティングに満足していたなかったバンドーンは、この部分でチームメイトのアロンソやライバルたちに後れを取ってしまった。

 予選13位に終わったバンドーンは、5番手降格のグリッドペナルティを受け、18番手からスタートする予定だった。だが、本来バンドーンの前からスタートする予定だったライバル勢のうち4人(フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、ストロール、ハートレー)がグリッドペナルティを受けたため、4番手上がって、14番手からスタートすることになった。

 9番手からスタートするアロンソとともに、バンドーンも十分入賞を狙えるポジションから、日曜日のレースをスタートさせる。

(Masahiro Owari)





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