マクラーレン・ホンダ密着:バンドーンが5番手降格も十分にポイントは狙える位置
2017年10月21日
それは交換したのがICEだけだということだ。というのも、今回アメリカGPで交換されたバンドーンのICEは8基目となる。ターボとMGU-Hはすでに10基目を使用し、マイレージもICEより少ないため、今回交換する必要はない。つまり、バンドーンのグリッドペナルティは5番手降格のみとなる。
もし、予選でトップ10以内に入れば、15番手以上からスタートでき、十分ポイント争いができる。また、Q3進出の常連となっているヒュルケンベルグも今回PUを交換しており、こちらは20番手降格が決まっているだけに、バンドーンが5番手降格だけにとどめたことは重要な意味を持つ。
では、バンドーンのマシンに搭載されたICEは、どれくらいアップデートされているのだろうか。
「スペックは3.8です。数字からもわかるように、マイナーアップデートです」と長谷川総責任者は言う。
ただし、初日のフリー走行のベストタイムでスペック3.7を使用したフェルナンド・アロンソより、1.1秒遅れたのは、3.8がマイナーアップデートに終わったこととは関係なく、単純に「セッション中にトラフィックに苦しめられ、クリアラップが取れなかったこと」(長谷川総責任者)と「セッティングに100%満足していなかった」(バンドーン)からだった。
チームメートのアロンソが7番手のタイムをマークしていることを考えれば、バンドーンがQ3に進出できない理由はない。
無得点に終わった日本GPのマクラーレン・ホンダは、アメリカGPで確実にポイントを取りに来ている。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |