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マクラーレン・ホンダ密着:中団で戦えるスペック3の性能を確認できたことは大きな収穫

2017年7月10日

 これでストフェル・バンド―ンの1台だけとなったマクラーレン・ホンダ。バンドーンもアロンソに負けない良いスタートを切っていたが、1コーナーのイン側で発生した事故を避けるため、ランオフエリアに回避しなければならず、その間にポジションを失ってしまった。

 マクラーレン・ホンダにとって痛かったのは、ジョリオン・パーマーの後ろにバンドーンが回ってしまったことだ。なぜなら、パーマーがスタート時に装着していたタイヤはソフトで、バンドーンがウルトラソフトだったからだ。

 マルチストップ作戦なら、1回目のピットストップを早めにして、逆転することも可能だが、1ストップ作戦の場合は早めにピットインすると残りが長くなるため、思い切った戦略が採りづらい。結局、31周目にピットインするまで、パーマーの後塵を拝してしまった。

 その後、周回遅れになったバンドーンは、エリクソンとの攻防の際に、青旗を無視したと判断され、ドライブスルーペナルティを受け、事実上バンドーンのレースはここで終わった。

「レースの結末にはとてもがっかりしていますが、ハース、ウイリアムズ、ルノーあたりと週末ずっと互角に中団で戦えたことは、ポジティブだったと思います」と長谷川祐介ホンダF1総責任者は語る。

 もちろん、それを可能にした要因のひとつに、レースを初めて走ったスペック3もある。
「予選で12位や13位というのは、決してわれわれが本来目標にしている場所ではありませんが、上を目指して確実に前進していることは確認できました」

 結果は残せなかったが、内容は充実していたオーストリアGPのマクラーレン・ホンダだった。

(Masahiro Owari)





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