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マクラーレン・ホンダ密着:相性のいいモナコで無念のダブルリタイア

2017年5月29日

 しかし、このペナルティはストップを行わない場合は、レースタイムに加算となるだけなので、バトンはコース上でウェーレインを抜かなければならない。しかし、ウェーレインがウルトラソフトであるのに対して、バトンはスーパーソフト。オーバーテイクすることを選択したマクラーレンは、作戦を変更して39周目にバトンを再びピットインさせ、ウルトラソフトに変える。

 ピットアウトしたバトンは自己ベストを連発し、徐々にウェーレインを追い詰め、58周目にテール・トゥ・ノーズの戦いとなる。周回遅れにされる際にウェーレインが隙を見せたため、バトンはポルティエ・コーナーで思い切ってウェーレインのインに飛び込んだが、2台は接触。両者リタイアしてしまう。

「一番大切なことは、パスカルに怪我がなかったこと。彼とは話をした。無事で本当に良かった」とバトンは語る。

 この事故によってセーフティーカーが出されると、11番手のペレスと12番手のマッサが最後の望みを賭けてタイヤをウルトラソフトに変えてきた。

「再スタートの際、タイヤとブレーキを適切な温度に上げることができなかった」というバンドーンは、ストレートで11番手のペレスに並ばれるも、10位というポジションを賭けて、最後まで抵抗。だが、1コーナーで行き場をなくしてしまい、タイヤウォールに激突してリタイアした。

 これでバトンだけでなく、バンドーンもリタイアに終わったマクラーレン・ホンダ。
「木曜日から土曜日にかけて、セットアップは良くなり、クルマはいいレベルに達して、実力的には十分取れるチャンスはあっただけに残念」(長谷川総責任者)

 得意のモナコGPだったが今年はノーポイントに終わった。

(Text : Masahiro Owari)





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