ホンダ密着:アロンソが難コンディションを生き残りポイント獲得、バトンは不調の原因究明が待たれる
2016年11月14日
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対照的にチームメートのフェルナンド・アロンソは、予選で7位だったグロージャンが、グリッドに着くためのレコノサンスラップでクラッシュしたため、事実上9番手からセーフティーカー先導によるスタートを切った。しかし、最初のピットインでウエットタイヤからインターミディエイトに変えたのが裏目に出た。
「最初のピットインは、バトンはギャンブルに出ても良かったと思いますが、アロンソを入れたことはレース後のミーティングでも『失敗だった』と認めています。おそらく、マグヌッセンがインターミディエイトに変えて速かったので、それに反応したのではないかと思います。ただ、あのときインターミディエイトにタイヤを交換したのは、われわれだけでなく、ウイリアムズ勢など数台いましたから、決して無謀な作戦だったとは思っていません。ただ、結果的にはあのあと赤旗が出たこともあって、入れたことは吉とはなりませんでした」
これで一時、14番手までポジションを落としたアロンソだが、そこは元チャンピオン。難しいコンディションに足を滑らせてリタイアしていくドライバーたちを尻目に、23周目には再びトップ10内まで挽回し、一時7番手を走行していた。
しかし、2回目のセーフティーカーラン明けの55周目に、視界の悪さから最終セクターにできていた川の上に乗ってスピン。最後尾の17まで転落。それでも、この日のマクラーレン・ホンダとアロンソのペースは上位陣にも匹敵するペースを持っていた。残り17周で7台をオーバーテイクする走りで、10位でチェッカーフラッグを受けた。
「最後にフェルナンドがスビンしていなければ、どうなっていたかわかりませんが、たれ・ればを言い出したらキリがない。それよりも、2人のドライバーがこのような難しいコンディションの中、2台ともフィニッシュして、そのうち1台がポイントを獲得できたことを素直に喜びたい」
いよいよ、次は最終戦アブダビGP。来年一年F1のレースから離れるバトンにとって、ひとまず最後のレースとなる。ブラジルGPでの不調の原因を究明し、持てる力を発揮して良い締めくくりを行ってもらいたい。
(Text : Masahiro Owari)
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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