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F1チームの前半戦 開発アプローチ(2):ハイペースで改良を続けるマクラーレン

2016年8月19日

■トロロッソ:クーリングに関する新たなトライ

シルバーストン インシーズンテスト トロロッソSTR11
XPB Images



 トロロッソはシルバーストンのテストで、新しいクーリングのセットアップを試した。エンジンカバー上部を新しく作り直し、ふたつのインレットを新設して、ロールフープよりもやや後方からギヤボックスの上にあるクーラーに空気を導くようにしたのだ。

 これは今後のレース全般に向けた開発かもしれないが、最も可能性が高いのは、10月のメキシコGPへの準備だろう。同地ではサーキットの標高が高く、空気が薄いため、低地でのレースよりも大きな冷却能力が必要とされる。

■ルノー:2017年に向けたデータ収集

 すでに2016年のマシンの開発を停止したルノーにとって、シルバーストンテストは、17年に向けての準備として実車に各種のセンサーを積んで走らせ、データを収集する絶好の機会になった。そうしたなかでも、特に目立ったのが、前後のアクスルのホイールに取り付けられたセンサーだ。これらのセンサーは、各タイヤの後方を通る細い棒状のサポートで支持され、シャシーにつながっていた。

 これは「ホイールフォースセンサー」と呼ばれ、シャシー内のスプリングやダンパーの動きから間接的に荷重状態を知るのではなく、ホイール自体に実際にかかっている外力を計測するものだ。
ルノーの“ホイールフォースセンサー”
XPB Images



 このセンサーからのデータは様々な形で利用されるが、たとえば、サスペンション・システムの中に剛性の足りない部品が存在するかどうかを確かめることもできる。ホイールに加わっている力と、サスペンションの動きにズレがあれば、サスペンションのどこかが「たわんでいる」ことになるからだ。

 また、このようなテストで得られたデータは、チームがシミュレーションで使用するタイヤの数値モデルを作るのにも役立つ。タイヤの数値モデルが正確であれば、クルマのコース上での挙動も、より正確に予測できるのだ。





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