ウエーバー「ベッテルに譲るつもりはない」

LAT

　レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーは、インドGPでレースをリードする立場になった場合、現在ランキングトップのセバスチャン・ベッテルに勝利を譲るつもりはないと語った。

　残り4戦の段階でウエーバーは、ポイントリーダーでチームメイトのベッテルから63点差のランキング5位に位置しており、タイトル獲得の可能性は非常に低くなっている。だがウエーバーは、自分が前にいたらベッテルに譲るつもりでいるかと聞かれ、数字上タイトルの可能性がある限りは諦めないと語った。

「今週末、勝てるチャンスがあれば、それをつかみに行く」とウエーバーはインドGPを前にした木曜に語った。
「数字上、僕にもまだ（チャンピオンになれる）可能性がある」
「トップに立ったら、誰にもその座を譲らない」

　一方でウエーバーは、ベッテルとフェルナンド・アロンソが不運に見舞われない限り、自分がタイトルを獲得するのは難しいだろうと認めている。
「何戦か勝てれば当然役に立つだろうが、彼らが通常の位置でフィニッシュし続ける限り、今の大きなポイント差を埋めるのは難しいだろう」
「かなり難しいが、それでも何が起こるか分からない」

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