ルイス・ハミルトンは、金曜の最初のフリープラクティスで規定数以上のウエットタイヤを使用したものの、ペナルティーは免れた。

　2回目のセッションの後、ハミルトン、ジェンソン・バトン、佐藤琢磨が、スポーティング・レギュレーション25.3条――プラクティスセッション中に、1セットを超えるウエットタイヤあるいはエクストリームウエットタイヤを使用してはならないという規定――に違反したとして、レーススチュワードに召喚された。

　3人はペナルティーを免れたが、各所属チームは15、000ユーロの罰金を科されると共に、余計に使用した1セットを返還させられた。これは、すでにスクラブされたこのセットで、今後不当なアドバンテージを得ることを防ぐための措置だ。

　マクラーレンのロン・デニスはこの件に関し、「100パーセント、チームのミスである」と認め、「違反はしたが、何らアドバンテージは得ていない」と主張している。

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