チャンプカードライバーのマリオ・ドミンゲスが、2006年にジョーダンに加入するとの同意書にサインしたと語った。ジョーダンは、アレックス・シュナイダーに買収され、2006年にはミッドランドF1の名前で参戦する予定だ。
　ドミンゲスはウェブサイトautoracing1.comのインタビューにおいて、今年からHVMと改名したチャンプカーのヘルデス・コンペティションの契約下にあるのにもかかわらず、ジョーダンから今年のリザーブドライバーのオファーがあり、とても光栄に思っていると語った。
「2006年のドライブについてミッドランド・ジョーダンチームとの同意書にサインした」とドミンゲス。
「2005年のサードドライバーのオファーも受けていた。持参金は求められなかったが、チャンプカーのHVMと契約済みであったため、2005年のオファーには同意しなかった。高額の契約金も提示してくれ、光栄に思っている」
　ドミンゲスはさらに、2006年について次のように述べた。「シートの獲得について持参金は必須条件ではない。チームもシリーズも、僕がF1に参戦すればメキシコのスポンサーから莫大な利益がもたらされることを知っているからね」
「しかし、持参金とともにシートの獲得を目指すドライバーもかなりいる。彼らとシート争いを行うかぎり、僕もあらゆる手を尽くして、必要なスポンサーについてもらおうと考えている」
　昨年、チャンプカーでランキング5位の成績を収めたドミンゲスは先週、ジョーダン・トヨタEJ15のテストを行う予定だったが、霧でテスト時間が短縮され、1ラップを走ってマシンを降りた。
　一方、ジョーダンのスポークスパースンは、ロイター通信に対し、ドミンゲスと「話し合い」はしたが「何の合意にも至っていない」と述べている。

• -
  ツイート
• 0
  シェア