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ハースF1代表「アップデートが機能していないという自信が持てなかった」と後悔も2020年の復活に自信
2020年1月27日
ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2019年シーズンの開幕前に行われたテストの際、2019年型マシン『VF-19』の速さに不意を突かれ、早急にマシンの欠点を認めるのに十分な勇気を持てなかったという。
2019年はマシンの空力やタイヤに関する問題に足を引っ張られ、ハースは苦戦した。シーズン中は複数回にわたってアップグレードを投入したものの、問題を解決できたのは第19戦アメリカGP後。2018年はコンストラクターズランキング5位だったのが、2019年は9位まで落ちてしまった。
シュタイナーは、VF-19の抱えていた問題を最初から、もっといえば序盤の4戦でわずか8ポイントしか獲得できず、第5戦スペインGPで最初のアップグレードを投入した時点で問題をはっきりさせておくべきだったと認めた。
「バルセロナでアップデートを投入したとき、ドライバーたちは進歩があったのかどうか、確信できなかった。だがマシンは速かったので、誰もそれ(アップデート)が機能していないという自信を持てなかったのだ」とシュタイナーは『Formula1.com』に語った。
「データを見ても悪いようには見えなかったが速さはあったので、我々はそれをポジティブなことだと信じていた。しかし、それが間違っていた」
「我々のマシンは(バルセロナで)よく機能していた。だが最終的に状況を見てみれば、我々は間違った方向に進んでおり手遅れだった」
「もしバルセロナでもっと勇気を持てていたら、我々は今のような立場にはいなかっただろう」
2020年はレギュレーションが変わらないので、今年のマシンは大部分が2019年型マシンを進化させたものになる。しかしVF-19の根本的な欠陥を理解しているハースは、2020年シーズンは体制を立て直すためにも正しい方向性のアプローチをしたいと望んでいる。
「2020年は、2018年のレベルか、少なくともそれに非常に近いパフォーマンスレベルにまで戻ることができるだろうと自信を持っている」
「しかし他のチームも作業を行っているので、我々がどのレベルにいるのかはもちろんわからない。だが我々は従来通りに進み始めており、そのおかげで我々にはそれができるという自信を持つことができる」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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