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フェルスタッペン「レッドブル・ホンダは2020年のF1タイトルを狙える」

2019年12月10日

 マックス・フェルスタッペンは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングなら2020年シーズンの世界タイトルを狙えるが、上位グループで戦うためには開幕から力強いスタートを切っておく必要があると考えている。


 2019年のレッドブルは、例年通りメルセデス、フェラーリのライバル勢と並ぶF1タイトル制覇の有力候補と目されていた。しかし、フェルスタッペンの挙げた年間3勝だけでは、新たにホンダPUを搭載したレッドブルがチャンピオンシップの頂点に上り詰めるには足りなかった。


 12月6日にフランス・パリで行われたFIAの年間表彰式に出席したフェルスタッペンは、「今年のパッケージには、当初は若干苦労したよ」と語った。


「優勝を争うような戦いはほとんどできなかったし、表彰台もかなり厳しかった。だから、できるだけ一貫性を保とうとすることがテーマだったんだ」


「チーム全員、2020年はもっと競争力を高めたいと考えている。シーズン開幕から競争力を発揮しなければいけないし、タイトル獲得に向けて戦っていきたい」


「そのために全力を注ぐ。簡単なことではないけれど、僕たちはタイトルを狙いにいく。できることはすべてやるつもりだ」


「このチームは過去にもそれができることを証明してきた。だから、これは単なる希望的観測などではないよ」


 現在22歳のフェルスタッペンは、チームとの現契約が切れる2020年シーズン末よりもかなり前から、F1における自身の将来像を明確化していくつもりだろう。


 とはいえ、彼が2021年の選択肢を検討し始めるのはもっと先のことになりそうだ。


「正直に言って、今はそのことをあまり考えていないんだ。2021年について他にも選択肢があることはもちろん分かっている」


「契約はあと1年だ。だけど、今は2020年シーズンの開幕当初に何が起きるのかを見極めることの方が大事だと思っている。それ以降に、もっと先のことが見えてくるだろうね」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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