最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
F1ボス、オーバーテイクのない開幕戦に危機感。バトルできるマシン目指し、新レギュレーション制定へ
2018年3月28日
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが、2018年開幕戦オーストラリアGPでオーバーテイクがほとんどみられなかったことに失望を示し、問題解決のためにすべての関係者が努力を行うべきであると語った。
オーストラリアGPでは、オーバーテイク促進のため、F1史上初めてDRSゾーンが3カ所設置された。しかし決勝2周目以降になされたオーバーテイクはわずか5回であり、マックス・フェルスタッペンは、自分がファンなら、あまりに退屈でテレビを消しただろうと発言している。
「重要な要素が欠けていた。それはオーバーテイクだ」とブラウンは決勝後に語った。
「開幕戦でオーバーテイクのシーンがほとんど見られなかった」
「前のマシンに近づき、ホイール・トゥ・ホイールのバトルをすることが可能なマシンにする必要がある」
「2台のスピード差が小さいと、アタックできるほど接近することがほぼ不可能だ」
「(ルイス・)ハミルトンと(セバスチャン・)ベッテル、フェルスタッペンと(ケビン・)マグヌッセン、フェルスタッペンと(フェルナンド・)アロンソ、(ダニエル・)リカルドと(キミ・)ライコネンの状況を見ればそれが分かる。ホイール・トゥ・ホイールのバトルができない。オーバーテイクの回数を増やすために、初めてDRSゾーンを3カ所設けたにもかかわらずだ」
オーバーテイクがほぼ不可能だった原因のひとつは、アルバートパークのコース特性であるが、2021年のF1テクニカルレギュレーション変更に取り組むブラウンは、マシンの問題を重要視している。ブラウンは、エキスパートに分析を依頼し、オーバーテイクとバトルを促進するための対策を探しているという。
「この問題に対して体系的なアプローチをとらない限り、状況は改善しないだろう」
「FIAやチームとともに、2021年に向けて目指していることのひとつは、ドライバーたちがコース上で他のマシンとバトルできるようなマシンにすることだ」
「そのために、FIAとF1は2台のモデルを使って空力面のリサーチプログラムを実行し、風洞とCFDで研究を行っている」
「今のパフォーマンスレベルを落とさず、ホイール・トゥ・ホイールのバトルができるようなマシンデザインを開発する必要がある」
ブラウンは、ファンの関心を引き付けることが何より重要であると強調した。
「F1ファンは優れたショーを見たがっている。コース上で見られる、最もエキサイティングで観客の目を引き付ける要素はオーバーテイクだ」
「F1のコミュニティー全体がこのニーズを満たすための努力をしなければならない。ファンこそが我々にとって最大の財産なのだから」
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |