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【F1技術解説ピックアップ】独特なラジエターレイアウトを採用し、空力処理を優先したルノー
2018年3月24日
F1iのテクニカルエキスパート、ニコラ・カルパンチエが各チームの2018年F1マシンに搭載される最新技術を解説。今回はルノーが採用した独特なラジエターレイアウトに焦点を当てる。
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ルノーRS18のエンジンカウルは、ライバルチームのマシンに比べて非常に膨らみが大きい。中にはいったい何が隠されているのか。その秘密が、この特ダネ写真によって今回明らかになった。
ルノーはエンジン上部にラジエターを吊るす、独特のレイアウトを採用している。2015年のマクラーレン・ホンダが同じ方式を取り、その後取り止めたものに似ている。
冬のバルセロナテストでシリル・アビテブールは、「今季は目に見えない部分で、下なり大きな変更を加えている。サスペンションやギヤボックス、そして冷却システムなどでね」と言及していた。そのひとつが、これだったわけだ。
この方式は、重心が高くなる点で決して理想的なレイアウトとは言えない。しかしマシン後部やサイドポッド周りの空間確保には有効だ。同じアイデアを、今年のトロロッソ・ホンダも採用している。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
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