GP topic:安心してください、旧市街地の石畳はアスファルトの下にあります
2016年6月18日
F1ヨーロッパGPの舞台バクー・シティ・サーキットを監修したヘルマン・ティルケが、コースの一部は石畳の上にアスファルトを敷き詰めていると明かした。
市街地コースのバクー・シティ・サーキットは、一般道を利用して造られたサーキットだが、コースにあたる部分は、すべて再舗装されている。しかし8コーナーから16コーナーまでの山側区間は、旧市街地を通るレイアウトになっており、コースの一部には石畳が敷き詰められていた。
そのためコース変更も検討されたが、FIAは主催者側と話し合い、石畳の上にアスファルトを敷くことで、旧市街地を含むレイアウトを維持することで合意した。
ティルケによれば、石畳だった場所は8〜10コーナーと、15〜16コーナーの2カ所。その部分の施工方法は、次のとおりである。
1:石畳の上にジオテキスタイルと呼ばれる土木工事における道路・埋立地などの補強・排水などに使用される繊維シートを敷いて、石畳を保護。
2:その上に砂利を乗せて転圧し、平坦にする。
3:最後にアスファルトを敷き詰めて完成。
1〜3による上部舗装の厚さは浅いところでも30cm、深いところは約60cmあるため、石畳によるデコボコとしたバンプはなくなった。
レース後このアスファルトは、すべて撤去される。ピットにある施設もすべて撤去されるため、バクー・シティ・サーキットのガレージやチームホスピタリティは、すべてプレハブ小屋となっている。
![バクー・シティ・サーキットを監修したヘルマン・ティルケ](http://cdn-image.as-web.jp/2016/06/18154558/Tilke-300x200.jpg)
(Text : Masahiro Owari)
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)