ジョーダンチームは３週間の休みを終え、リフレッシュした状態で今週末のハンガリーＧＰに挑む。チームはＥＪ１３のポテンシャルを最大限に生かし、いい結果を手に入れようと意気込んでいる。
　ジャンカルロ・フィジケラは、ハンガリーＧＰについてこうコメントしている。「ハンガリーＧＰの前にはいつも何週間か休みが入る。みんなにとって、いいことだよね。前回のレースはすごくストレスがたまるものだった。ポイントを上げられるマシンを手にしていると思っていたのに、信頼性の問題によって目標を達成できなかったんだ。ブダペストからまた運が向いてくるといいな。このところずっとツイてなかったんだから。いい結果を挙げるために頑張るよ」
　ルーキーのラルフ・ファーマンにとって、ハンガロリンクは初めて走るサーキットだ。「ヨーロッパはいま猛暑に見舞われているから、ハンガリーＧＰはドイツと同じくらい暑くなるだろうね」とファーマン。「今度は他のドライバーの事故に巻き込まれて１コーナーでおしまいなんてことにならないことを願ってるんだ」「ハンガロリンクも僕にとって初めてのサーキットだ。テクニカルなサーキットで、追い越しの機会は１コーナーを除くとほとんどないみたいだね。シーズンもいよいよ大詰めだ。僕がやらなきゃならないのは、予選、決勝で必要なことをきちんとやって、できるだけいい順位で完走することだ。今年はこれまでのところ、開発が進まず、つらいレースが続いたけれど、チームは懸命に働いてくれている。２００４年も一緒に頑張って、これまで培ってきたことを活かしていけるように、できる限り彼らの働きに報いたい」

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