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フリー走行3回目はフェラーリがワンツー! ハース2台がトップ10入り

2016年4月2日

 2016年F1第2戦バーレーンGPは、4月2日にフリー走行3回目が行われた。トップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、チームメイトのキミ・ライコネンが2番手タイムを記録し、予選前最後のセッションをワンツーで終えている。


 気温25度、路面温度35度と、前日のフリー走行と比べて暑くなったサクヒール・サーキット。セッション序盤は各車ソフトタイヤでタイムを更新するなか、20分が経過した頃にメルセデスの2台ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンがソフトタイヤで1分33秒150と、ふたりとも同タイムを記録。好調な仕上がり具合をアピールした。


 対するフェラーリ勢は、キミ・ライコネンがソフトタイヤで1分32秒863とメルセデス2台を上回るタイムを叩き出す。残り10分になると、スーパーソフトタイヤを履くロズベルグが1分32秒104、ハミルトンが1分32秒160と再びトップに返り咲いたが、その直後にスーパーソフトタイヤを履くライコネンが1分31秒723を記録。さらにセバスチャン・ベッテルがスーパーソフトタイヤで1分31秒683とベストラップを更新し、ライコネンをわずか0.04秒上回るタイムで、フリー走行3回目を制した。


 なお、新フロントウイングをテストしたウイリアムズのフェリペ・マッサは9位。ハースのロマン・グロージャン、エスティバン・グティエレスが、それぞれ6位、8位と健闘。


 マクラーレンの2台、ジェンソン・バトンはミディアムタイヤで多くの周回を重ねるなか、残り4分スーパーソフトタイヤで13番手タイムを記録。ストフェル・バンドーンは、マシンに序盤オイル漏れの症状が発生して合計11周ではあったが、最後に1分33秒744を記録。チームメイトの後方、14位で終えた。


 予選は、このあと日本時間で4月2日24時から、決勝は4月3日24時にスタートする。



(AUTOSPORT web)




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