F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F速分析:跳ね馬復調の兆しも、三つ巴の予感

2015年6月20日

 レッドブルリンクで行われているオーストリアGP。昨年はメルセデスAMGはシーズン初めてポールポジションを逃し、ウイリアムズの2台がフロントロウを獲得。波乱のレースとなりました。決勝では、結果的にメルセデスAMGが1-2フィニッシュを飾ったものの、ウイリアムズが本気で“勝ち”を狙いに行っていればどうなっていたか分からない……そんなレースだったのです。さて、今年のオーストリアGPは、どうなるのでしょうか?

 結論から言えば、今年のオーストリアGPは、3チームによる首位争いが繰り広げられても、決しておかしくはありません。その根拠は、フリー走行2回目におけるロングランのペースにあります。

 このセッション、トップタイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルでした。ただこのベッテルは、セッション中にギヤボックスのトラブルが発生したためにマシンを止めざるを得ず、ロングラン走行はできていません。その分、チームメイトのキミ・ライコネンがロングランを行わなければならなかったのですが、ライコネンはロングラン開始前にスーパーソフトタイヤを壊してしまったために、ソフトタイヤでしかロングランを行うことができませんでした。この時のペースは、1分12秒台後半〜13秒台前半。デグラデーションはほぼ見られませんでした。スーパーソフトでのロングランが出来なかったのは不安材料ですが、戦闘力は非常に高そうです。

 セッション首位が常連のはずのメルセデスAMG勢は、ニコ・ロズベルグが2番手、ルイス・ハミルトンが5番手。ハミルトンは1コーナーやセクター3でコースオフを繰り返したため、スーパーソフトタイヤを履いてのアタックラップを1度も成功させることができず……こちらも少々不安の残る結果となりました。一方のロズベルグは、スーパーソフトでのアタックを成功させるものの、ベッテルには届かず……これまでのような優位性は、少ないのかもしれません。





レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号