2012年F1マレーシアGPの金曜プラクティスで、フェラーリのフェルナンド・アロンソは15位/6位、フェリペ・マッサは13位/16位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=15位/2=6位
マレーシアではいつものことだが、金曜日の主な仕事のひとつは、できるだけ早くこの極端に厳しいコンディションに慣れることだ。特にガレージでコクピットの中にいるときの暑さは本当に厳しい。コース上に出ている間は、少なくとも多少は風を感じられるけどね。とはいっても、涼しいと言うことはできないけど。
午前中はさまざまなエアロダイナミクスの設定を比較するため、たくさんの作業を行った。
最適なコンビネーションを見つけ出そうとして、まるでパズルを組み立てているように作業を進めた。午後に入ると、タイヤテストや様々な燃料搭載量での走行といった、いつもどおりの金曜日の作業に移った。今日の作業に関して言うと、ミディアム、ハードともに、1周目のパフォーマンスに関しても、ロングランでのデグラデーションに関しても、まずまずの働きをするようだ。多くの情報を集められたから、これらが残りの週末への準備を整える上で役立ってくれるだろう。
今日雨は降らなかったが、ここでは何の兆候もなしにいきなり嵐がやってくるので、あらゆる不測の事態に備える必要がある。
フェリペ・マッサ フリー走行1=13位/2=16位
フェルナンドと僕はお互い異なったプログラムで走った。それがタイムシート上で差がある主な理由だ。特に午後は全く異なる方向性を試した。僕の方はうまく機能しなかったが、少なくともマシンのハンドリングに関していくつか重要な点を理解することができた。おかげでエンジニアと僕は正しい方向性が分かったし、先週のメルボルンと比べると、予選に向けて楽観的に感じられる。
僕らのマシンが現時点でまだトップレベルの競争力を持っていないのは明らかだけどね。
何か特別なプレッシャーを感じているかって? いや、いつもと同じだよ。フェラーリにいると僕らはいつだってプレッシャーを感じている。大事なのは、メルボルンでは何がうまく行かなかったのかを理解することで、そのための要素はすべて手に入れることができたと思っている。